うちでやるとしたら、二つのうちどちらかでしょうね。
まずは「クリスタル・ピーリング」もうひとつは「レーザー・ピーリング」。
どちらもピーリングという言葉が入っていますが、様は顔のお肌の角質層を「剥いて」しまうということです。
一週間ほどでツルツルのお肌に変わります。
もちろん、一ヶ月もすれば元に戻るのは当たり前ですが、5日でキレイになる、という目的には適していると思います。
クリスタルピーリング
シミやくすみ、そして肌のキメも改善できるようになっています。
この方法についてご説明いたします。
そもそもピーリングとは、「肌の表面の角質層を薄く剥ぐ(peeling)ことでキメを細かくし、クスミなどをとることです」つまり、邪魔な角質層をひと皮むいて、キメ細かいクスミのない若々しい肌に戻せるのです。
クリスタル・ピーリングはアルミニウム微小結晶を特殊な噴射器で肌に高圧で吹きつけることで、ピーリングを行います。
クリスタル・ピーリングの利点は場所によって削る皮膚の厚みを調整できます。
例えばキメが荒く、皮膚の厚い部分は3度、4度とピーリングします。
逆に肌の薄い眼の周囲などは回数を少なくするなど、細かな調整が可能です。
肌の薄さや質は個人差が大きいため、ピーリングの最中でその方の肌に合った程度に調節できます。
目立つ小ジワなどは、そのシワに沿ってピーリングすることでかなり目立たなく出来ます。
ニキビ跡でボコボコになった肌なども、目立ちにくくなります。
おもな目的は肌を若返らせ、キメを細かくし、肌のクスミを取ることです。
シミを薄くする。
小ジワを目立たなくする。
ニキビ後の肌の修正。
などと、非常に広範囲に応用できます。
お掃除に例えれば、カビキラーなどの薬品で汚れを溶かしてしまうのがケミカル、クレンザーで磨き取るのがクリスタルだと考えて下さい。
二週間に一度くらいの間隔で5回ほど受けていただくと若々しい肌になります。
それ以降は維持のために1、2ヶ月に一度ピーリングを受けて下さい。
薄いシミやクスミ、ニキビ跡の修正などは、5〜6回がひとつの目安です。
効果は施術後一週間ほどでいちばん効果が出ます。
レーザーピーリング
効能はまず何といっても肌の生まれ変わりです。
光線の物理的刺激作用により、古い角質を取り除き肌のコラーゲンなどを増加させます。
さらに皮膚の活性化を促進するので、肌がすべすべになると同時に張りがよみがえり、いわゆるチリメンじわが薄くなるといった効果があります。
また、レーザーのメラニン色素破壊効果で、小さなシミは確実に薄くなりますし、顔全体を覆うクスミが取れてきます。
顔色が白くなるというより、明るくなるといったほうが適切でしょう。
そしてもともとが脱毛用のレーザーですから、顔のむだ毛を脱毛することにもなります。
額を覆う産毛や生え際、鼻の下や顎の薄いヒゲ、さらにまゆ毛の周囲からまぶたまで脱毛が可能です。
そのため頬や目の下の毛穴も引き締まりキメの細かい肌になります。
また、角質のつまりでヨゴレがたまって出来てしまうニキビや吹き出物も毛穴につまっている角質を取り除くことで改善されます。
角質を剥ぐことによりツルツルとしてスベスベで張りのある肌になります。
お肌の生まれ変わり(rejuvination)・張り、つや・ニキビ体質の改善 ・肌のツルツル感・化粧のり・タイトニング(毛穴の引き締め)・顔全体の産毛の脱毛など。
さて、レーザーピーリングという言葉はいろいろな美容外科のメニューに載っていますが、実はそれぞれの医療機関で勝手に付けた名前です。
決まって定義があるわけではありません。
カーボンの液を塗ってYAGレーザーで焼灼する方法にこの名前を付けているところもあります。
(当院ではその術式は「カーボン・レーザー」と呼んでいます)。
それぞれのレーザーの特性を活かした治療法で、当院は皆さんの満足度を考えて、常に最新の治療法を取り入れています。
当院では長年にわたって、アレキサンドライト・レーザーを使った医療レーザー脱毛を行ってきました。
その中で、ヒザ下やヒジ下の脱毛をした方のほとんどが、「肌がすべすべになった」という感想を述べられていました。
私は「それは、カミソリで剃らなくなったからでしょう、カミソリは、肌を傷めますからね」と言っていましたが、数年前、イギリスの美容外科医が、アレキサンドライト・レーザーには肌を若返らす作用がある。という研究結果を発表しました。恥ずかしいことですが、患者さんの方が正しかったのです。そこで私は、この脱毛用のレーザーをうまく使えば、美顔治療にも使えるのではないかと考え、試行錯誤を重ねた結果、当院独自の「レーザー・ピーリング」法を完成させたのです。