続きです。
前回、まずは土台造りからとお書きしましたが、
その土台作りの工程だけで、だいたい半年かかります。
うちのメニューでいうなら、レーザーピーリングと、IP2Lという機械を使います。
これでお肌の下のコラーゲンの元になる繊維芽細胞を刺激しつつ、 お肌の角質細胞を早く生まれ変わらせます。
その次は、ここが難しいのですが、~1~にもシミには4種類あると書きましたよね。
その方のお顔のなかで、どの辺りにはどのシミの成分が多いかを考えながら、 次の治療として、どのレーザーをどの程度の強さで、どの頻度で照射するか、 ある程度の見込みをつけます。
これでまた3~4ヶ月はかかります。
その上で、今度はタルミやシワの引き締めに取りかかるか、もっと美白をお求めになるなら、 うちではケアシスなどの機械で美白剤の導入をします。引き締めをご希望なら、 ウルトラアクセントとヴィーナス・フリーズを使った「ウルトラ・ヴィーナス」という、 私が考え出した画期的な引き締め方法で、ものすごい効果を実感して頂けます。 二の腕なんか、ビックリするくらい引き締まります。
でも、大事なことは、まずは土造り。
その上で、患者さんの希望を聞きながら、メニューをというより、次のリフォームを順次考えていく。
それがうちのやり方です。
決してこちらから強要はしない。
これが開院以来、私が守り続けていることです。
患者さんが希望しないこと、納得できていないことをなし崩しに押し付けるのは医療とは言えません。
そしてその次に大事なことはメンテナンス。
何度も言ってますが、貴女は一分一秒、歳を取っていくのですから、 メンテナンスしないとせっかくお金を出して綺麗になっても、 元に戻っちゃいますよ、ということを忘れないことです。